
せっかくなので少しでも上手に撮りたい、あるいはコンパクトからデジ一眼に変えたばかりで使い方が良くわからないという初心者向けです。
『航空ショーなら70-200にエクステンダーでしょう!』って思えてしまう人には参考になりませんのでご容赦くださいませ。
いろいろ撮るなら50ミリ~135ミリの画角をカバーできるズームレンズが便利です。
飛んでるヒコーキを大きく撮りたいなら200ミリオーバー必須ですが、初心者さんではこの画角で高速移動する被写体を捉えず続けるのは至難と思います。
エントリークラスの一眼デジカメのキットトレンズであれば望遠用をセットしておきましょう。手ブレ補正付きだと尚良しです。
遮光フードはほとんど必須アイテムなので入手しておきましょう。
地上に置いてあるものは特に問題ありませんが、飛行物体はかなり特殊な被写体といえるので事前の設定が大事です。
カメラの撮影モードはシャッター速度優先もしくはマニュアルモードを使用。オートはNGです。
カメラを構える角度で空の明るさが大きく変わるため、オートモードを使うと露出(明るさ)が安定しません。極力マニュアルモードを使用しましょう。
1/500より高速に。
望遠を多用するのでシャッター速度が遅いと手ブレしまくります。もちろん流し撮りしたい場合はこの限りじゃないです。
基本開放(最小値)で。
露出に余裕があるなら2~3段絞ってシャープな画質を期待したいところですが、初心者向けズームの望遠側はF6.3くらいになるので開放でも露出が足らなくなると思います。
露出が足りないときは躊躇せず感度を上げましょう。
露出を稼ぐためにシャッター速度を下げるのは良くないです。ブレた写真はボツ作になってしまうことをお忘れなく。
管制塔などの空と建物が写るものを真下からテスト撮影し、適切な明るさになるような設定を探して固定しましょう。
2段くらいのプラス補正。(標準より明るくする)
自動露出は空の明るさに合わせてしまうので、プラスの補正をしないとヒコーキが真っ黒になってしまいます。
最近のデジカメにはダイナミックレンジコントロールという明暗さを適度に調整する機能がついている機種もありますが、そうでないカメラでは背景が白くツブれるほど明るくしないとメインの被写体が暗くなりすぎるので注意です。
飛行中は構図にこだわるといつまでたってもシャッター押せないので、『数打ちゃ当たる』でバシバシ撮るのが良。
積極的に連射機能を使いたいところですが・・・
カメラの連写性能は「連写速度」のほかに「持続数」があります。
連写流し撮りをする際に必要な持続数は4~5秒くらいですが、エントリークラスのデジカメだと高画質を使うとコレがもりません。連写するなら必要以上に画質は上げないほうが良いです。
ミドル機以上&プロ用レンズなら積極的に用いたいところですが、エントリークラスのデジカメや普及タイプのレンズは機械性能の限界があるため、基本的には使わないほうが良いと思います。
動体追尾AFは、カメラ本体のAF性能・レンズの口径(明るさ)・レンズのピント駆動装置の性能という3要素で反応速度が違ってきます。特に問題になるのはレンズのピント駆動モーターであり、これが劣るレンズで動体追尾をONにするとピンボケ写真ばかりになってしまいます。
高速移動物体の追尾に対応できるレンズは「お手軽」とは言えない価格帯です。